
蒸し暑い日本の夏。湿度が高いので、肌の乾燥とは関係ないと思われがちですが、夏でも肌の乾燥対策が必要です。なぜなら、汗をかくと水分が奪われ、さらに冷房や紫外線で肌が乾燥しやすくなるから。ですから、夏も肌の乾燥対策のために保湿が大切です。
今回は、夏に肌が乾燥する原因や乾燥対策について紹介しますね。
夏の肌が乾燥する原因
夏の肌がカサカサに乾燥しやすい主な原因を3つあげましょう。
汗と一緒に水分が奪われる
夏は、暑さで毎日汗をかきます。個人差はありますが、汗と一緒に皮脂も失われてしまいます。もともと皮脂は、肌の水分が蒸発するのを防ぐ役目があるので、それが減少すると肌の水分が失われ乾燥しやすい状態になります。
また、汗をゴシゴシ拭くと肌表面の水分だけではなく必要な皮脂も取ってしまうので、自然と皮脂が不足して肌の潤いを保つことが難しくなります。
保湿が不足
暑い日が続くとどうしてもクリーム系のお手入れよりも、さっぱりとしたお手入れになりがち。
化粧水だけではうるおいが逃げてしまうので、肌にフタをする油分が必要。さっぱりお手入れではそれが足りずに保湿不足の乾燥肌になりやすいのです。
冷房で体が冷える
長時間冷房の効いた部屋で過ごすと、最初は快適ですが、実はジワジワと体の芯が冷えて代謝が低下します。
その状態で冷たい飲み物を摂れば、さらに体が冷えてきます。同時に冷房の風で肌も乾燥しがちになるのです。
夏の乾燥に負けない肌対策
では、夏の乾燥肌を予防するための方法を紹介します。どれも日々の生活に取り入れやすので、ぜひ実践してほしいと思います。
日焼け止めで紫外線から守る
当たり前のことですが、日焼け止めクリームをしっかりつけましょう。
強い日差しの入る部屋にいても日焼け止めクリームで肌をガードすることをおススメします。数時間置きに塗り直すことも効果があります。
シャワーではなく湯船につかる
毎日の入浴をシャワーで済ませがちですが、ぬるま湯に5分でもつかるようにしましょう。
冷えた体を温めて代謝を上げる効果があります。もちろん疲れもとれますよね。
洗顔や入浴後にはクリームで保湿
洗顔後や入浴後は水分が逃げやすいので、化粧水をしっかりつけたらクリームで水分を閉じ込めます。
ベタつきが気になるなら、さっぱりタイプのジェルクリームがおすすめですよ。
まとめ
夏の肌は紫外線で乾燥しがちです。
紫外線予防の日焼け止めクリームをしっかり塗る、冷房のために落ちた代謝をぬるめの湯舟につかって上げる、化粧水をしっかりつけたらクリームで肌にフタをして保湿を守ることを意識して肌トラブルに悩まない夏の肌にしましょうね。