
夏真っ盛り!蒸し暑い日々が続くと、肌のトラブルや熱中症などが心配になる人も少なくないのではないでしょうか。
今回は夏におすすめの入浴法をご紹介。「汗で体がかゆい」「体のほてりを解消したい」「カンタンな熱中症対策を知りたい」という人は参考にしてください。
熱中症予防にお風呂が効果的
気温や湿度が高い時期になると、熱中症になる人が増えてきます。今年はマスク生活3年目。
梅雨のころから、マスクによる熱中症が心配されてきました。この熱中症予防に、実はお風呂が効果的とか。
もともと熱中症は、体が暑さに慣れず汗を上手にかけないために、体温が上がりすぎてしまう症状。気温が原因だけではなく、湿度も重要で、湿度が上がると暑さもグッと上がるので、熱中症になりやすくなります。
では、お風呂で熱中症を予防するためにはどうしたらいいのでしょうか。これには「暑熱順化」といい、お風呂を使って体を暑さにならしていく方法です。
やり方はシンプル。入浴前にコップ2杯ほどの水分をとり、40度のお風呂に15分くらいしっかり浸って汗を流すもの。サウナに入る感じでしょうか。この方法を2週間くらい続けると、体が暑さに慣れて汗をかきやすくなるので、熱中症になりづらくなるとか。
暑いからシャワーだけで済ませている人は、ぜひこの入浴法を試してみましょうね。
夏に悪化しやすいアトピーはシャワーが効果的
アトピーに悩む人は、夏場は悪化しやすいと感じている人もいると思います。
汗がたまりやすい部分や、皮膚と皮膚が接触している関節部分は、汗が乾燥せずアトピーが悪化しやすくなります。
アトピーの人は、湯舟に入るよりもシャワーでこまめに汗を流すのがおすすめ。
ただし、シャワーを浴びるたびに石鹸を使うと皮脂を失うので、お湯で流すだけで大丈夫。シャワーのお湯が熱いと余計にかゆくなるので、温度は42度以下にしましょう。
夏場の熱中症対策にお風呂を活用すること、アトピーに悩む人はシャワーが効果的と紹介しました。蒸し暑い夏を快適に過ごす参考になればうれしいです。